ryuseitaguchi 田口竜生

@ryuseitaguchi

director @billsglasses / project SMSM @smsm_s_n_m Akita University of Art
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. アートプロジェクト始動のお知らせ 「SMSM」というアートプロジェクトを始めます。 ある場所が持つ場所性、物質性を、音楽的な視点から思索します。その地に固有の過去を回顧することは目的ではなく、「非-伝統」ではなく「超-伝統的」であるよう、伝統(過去)と現代の応答関係を、今ここで生むことが目標です。 『SMSM』 - "負の美学" 会期:2025年12月18日[木] -22日[月] 12月20日[土] 14:00 ~ 17:00 ライブイベント 時間:11:00 - 18:30 入場料:300円 (学生無料) 会場:空白ビル 3F(秋田市山王沼田町 3-27) @9.haku [出展作家] 鳥井梨花 @to__ka__312 絵画 長谷部和哉 @kokobi0309 インスタレーション 齋藤こまち @mw_komachi0239 織 堀之内佑月 @ponz_tchi オブジェ [音楽家] nost @nost.ing Live 黒井円盤 @kuroi_enban DJ Mikie @oto_to_e Live ⁡⁡ [ステートメント] "負の美学" みすぼらしさや、寂しさ、諦念、怨みつらみ、草臥れやほころび、制約やフラストレーションが生むエネルギーについて感覚したいと考えています。これら負の力がなにか美しいものや、違う力へ変わること。今回の展示はその力を何か違うものへと変えていく人達によってつくられる、ひとつの出来事です。 ⁡ ⁡ ──────────── "SMSM"は、Site (場所) / materiality (物質性) / Speculate (思索) / Music (音楽的な観点)をキーワードにしたアート・プロジェクトの略称。ある場所の風土を音楽的観点から思索し、その深い応答として、新たに「出来事化(everythingent / happening)」する。シリーズ型のラーン・イベント。 主宰:田口竜生 運営 : 鎌田ひかる @akita_oekaki 田口竜生 協力 : @ovonostos @9.haku @k.nagate ⁡フライヤービジュアル : @zhier.5
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5 months ago
🐐【New Release】🐐 Akoorum 4th album 「murmur」 2025.9.19 Release ─────────────────────────── ○Title List 1. Ten Blocks Out, Coltrane Gazed At The Stars Between Sets 2. First Words To The ShiShi Of Countless Conversations 3. I Used To Be Terrified Of Thunder When I Was Little. How About You? 4. Aimlessly, I Reach A New Place. I Don't Know It, But Feel It Knows Me 5. To Question The Echo, And Know The Hand That Raps 6. When We Dance, The Music Remembers Itself Through Us 7. Mind, Technique, And Body 8. Borne On The Currents Of Antiquity, Poised For The Coming Era 9. As The Smoke Weaves And Drifts, It Becomes What It Should Be 10. Sensory Cues Often Trigger Unexpected Inner Music 11. By Chance Or The Natural Course Of Things, Even The Most Beautiful Things Will Eventually Decline ─────────────────────────── ○Credit All produced, Mix & Mastering : @akoorum Creative Direction and Cover Design : @ryuseitaguchi Art Work by : @hayato.ohmori Label : @billsglasses * 紋切り型のトライバルビートとは一線を画す異界追想のためのリズムとサウンドテクスチャー、ここではないどこかに向け、音楽で祈るエネルギーによって立ち上がるサウンドスケープ。東洋呪術的なグルーヴと近代的なビートミュージックの融解によってヒト以上のスケールへ誘い出す「murmur(マーマー)」は、Akoorum4枚目のアルバムとなる。シグネチャーサウンドである金物類、ボイスサンプルからは彼のフェティシズムとマッシヴな音世界が豊穣に体感でき、リズムループというシークエンスをドアにして音楽的な情感とスピリチュアルな共感へ妖しくナビゲートする。アクーラムは自らのビートメーカーとしてのキャリアやhip-hopといった出身を象徴する”サンプリング”という手法を、手垢のついた表現としてではなく、むしろ ”非-形式的なモチーフ”として自らのインナースペースへ大胆に手繰り寄せる。その挑戦によってサウンドが変容する過程であることが、J-Dilla以降のビート感も残る楽曲群から聴き取れる。hip-hop ビートを出発点に、アンビエント、ニューエイジ、スピリチュアルジャズから強い影響を受けた彼がいま音楽に求めたのは、個別具体的な宗教観ではなく、”音楽の普遍的なスピリチュアリティ”であった。 一曲目の「Ten Blocks Out, Coltrane Gazed At The Stars Between Sets」という曲名は、ジョン・コルトレーンがインスピレーションと普遍的真実の探究のため、ライブ間に10ブロックほど歩き、星空を眺めていたという象徴的な逸話から引用されている。そしてアルバム全体を通して、各トラックは個別具体のエピソードを具象的に説明する意味のない、あくまで音楽が位置づけることのできないエネルギーだということが音楽言語として提示されていく。アルバムのビジュアルは画家の大森勇人が担当。DTMというテクノロジーと、Akoorumの有機的でプリミティブなサウンドを視覚的に結びつけるメディウムの役割を、本アルバムのために描き上げた一枚の油絵で果たす。 Akoorumのごく個人的で実存的な音楽との関係がルーツと哲学の探究を経ることで、リズム/ループ/スピリチュアリティという通奏低音に変換されていく。架空の感覚的楽園をまなざす本作は、エスノ(オリエンタル)・フューチャリズムにも通ずる試みであり、しかしひたすら内的な動機のみによってジャンルを脱辺境化する怪作である。 #record #new #ambient #beat #japan
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7 months ago
カタルシスの岸辺 特別講義&アフターパーティ @katakishi_pr マテリアルショップ(≒アートコレクティブ)である「カタルシスの岸辺」は、スマホやパソコンに眠る意味のないデータ、見せる機会がなくなった写真やよくわからないメモ書きなどを「死蔵データ」としてオークション形式で"量り売り"したり、インスタレーション形式で展示したり…それは、私たちを取り巻く情報やお金にならない気持ちといったものの価値を考え直し、新しく捉え直す試み。なんとプレイフルな批評精神に溢れた活動でしょうか!そんなカタ岸のみなさんと、秋美電子音楽研究会の仲間たちと共にアフターパーティでご一緒します🎰 特別講義、アフターパーティのそれぞれが誰でも参加可能です!みなさま、奮ってご参加ください。秋美電子音楽研究会 @aua_experimental からは僕を含む4人のDJが出演です。 場所 : 旧渡邉幸四郎邸 (秋田県秋田市新屋表町5−10) 日時 : 1/30 (金) 17:00 開場 / 17:30 開演 演者 : 鈴木雄大、岡千穂、海野琳太郎、みずしまゆめ squall、ryuseitaguchi、Sa8k、パイナポォゥ
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3 months ago
今年の夏は、藤浩志さんの千葉国際芸術祭2025出展作品「33年後のかえる」の制作に参加させていただいていました。藤さんとのトーク、その録音、展示用の編集、急遽BGMの制作をしました。 父親が33歳の時に藤さんは出生。それから33年後、藤浩志さん自身も33歳で長女が産まれてきたそうです。そんな出来事などから、藤さんはおよそ33年くらいで時代が入れ替わるような感覚を徐々に意識しはじめたと。(ちょうど、コメをはじめとした食料問題の深刻さが急性的に広まった2025年でしたね。) 藤さんは「お米のカエル物語」という、1ヶ月分の給料で1トンの米を買うことから始まる思考実験/プロジェクトに1989年から取り掛かっていました。世界飢饉に対しての保存と輸送問題。沢山あったとしても、腐り、虫が湧けば食べられなくなる生命の糧であるコメ、現代社会のルールの中では保存可能で単なる資本となるコメ。そんなコメを作品に取り込み、食料の価値の再考を人一人分のスケールから徹底的に実践しました。そして、それら実践のための区切りとして、33年というタイムスパンが一つのカギになる。藤さんは食料問題に並ぶ大量生産・大量廃棄の問題へ正対し、石油の残骸、プラスチックという素材に向き合いました。藤さんとのお話では、ゴミ・廃棄物問題の中から「核燃料廃棄物が自然レベルの毒性に還るまで10万年かかる」という話も。しかし、10万年というスケールは想像することが難しすぎる。では、33年では?.... 藤さんのアクチュアルな視座と、プレイフルな態度を尊敬しています。千葉県出身、ミレニアムベイビーの僕をトーク相手に選んでくださったことも感謝しています。藤さんと話せたことが、僕にとってとても大きな出来事でした。 ⁡ (以下、作品ステイトメント、作家プロフィール) ⁡ ━━━━━━━━━━━━━━ ⁡ 「33年後のかえる」 33年でひとつの世代が入れ替わる。2世代で66年、3世代で99年となる。私の娘が生まれた33年前、1992年は、インターネットやスマートフォンなど、デジタル文化が開花する前の時代だった。さらにその33年前、私が生まれた1960年は、プラスチック製品や電化製品、自動車が普及し始め、大気汚染や海洋汚染が始まった時代だった。 この2世代の間に、世界の流通は大きく変化し、大量の商品や情報が暮らしを変えてきた。科学技術は、人々の生活を高度かつ高速に進展させてきたが、一方で排出ガスによる大気汚染や、排水による海洋汚染、さらには気象変動による大災害など、廃棄物による影響は環境に大きな変化をもたらし、地球規模の課題となっている。「今の子どもたちが活動を担う33年後、2058年の未来は、どのような地域社会になっているだろうか。」私は、これまでの時代に作られてきた都市、商品、エネルギーなどが流通した後の廃棄物のあり方に注目し、活動を重ねてきた。それらが次の時代にどのように受け継がれ、どのような循環システムに還元されていくのか。そのような廃棄物の未来について、さまざまな可能性を模索したいと考えている。 この活動に関連して、子どもたちが不要になったおもちゃを交換する「ちからのかえっこ」を千葉市内の数カ所で開催する。またこれまでの活動で集まったプラスチック素材を用いて「かえるの池」を制作・展示し、33年後の地域社会や地球環境について子どもたちと考えるプロジェクト「33年後のかえる」を展開したいと考えている。 藤浩志 プロフィール 1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇に没頭した後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、東京での都市計画コンサルタント勤務を経てプロジェクト型の美術表現を全国各地で実践。92年「2025蛙の池シンポジウム」でJapan Art Scholarship (グランプリ受賞)、バングラデシュ・ビエンナーレ(グランプリ受賞)、サイトサンタフェビエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭等の国際展の出品をはじめ、国内外のアートプロジェクトに数多く関わる。取り壊される家の柱からつくる「101匹のヤセ犬」、給料一ヶ月分のお米から始まる「お米のカエル物語」、家庭廃材を蓄積する「Vinyl Plastics Connection」、不要のおもちゃを活用した「Kaekko」「Jurassic Plastic」、架空のキーパーソンを作る「藤島八十郎」等。十和田市現代美術館館長を経て秋田公立美術大学教授。 ⁡ ⁡ #千葉国際芸術祭2025 #千葉国際芸術祭
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4 months ago
『SMSM』 "負の美学" では、会期中の20日に音楽イベントを企画しています。厳しい寒さ、刻々と冬が深まっていくにつれ、静かに満たされる負の力があります。熊も少し落ち着いた今、負の力について、音楽を通して思索を巡らせる時間になります。ぜひお出かけください。 日時 : 12/20 (土) 14:00 ~ 17:00 場所 : 空白ビル 3F(秋田市山王沼田町 3-27) @9.haku 入場料:投げ銭 [出演] nost @nost.ing 演奏 黒井円盤 @kuroi_enban DJ Mikie @oto_to_e 弾き語り ⁡
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5 months ago
Live info 仮定の微熱 ”kq” 秋田公演にゲスト出演いたします。 同じくゲスト出演に山川冬樹さん。メインアクトは佐々木すーじんさん。音楽/舞台芸術の境界を超えて活動し、千代田芸術祭2014では「山川冬樹賞」を受賞されている、独創的なアーティストです。 “kq”とは佐々木すーじんさんが実践する、呼吸音の指示テキストとイラスト、抽象的な物語で構成された譜面によって上演される「呼吸による音楽」プロジェクト。 連日イベントの秋田市ですが、またとない重要なギグとなります。本イベントは音楽と体験の緩衝地帯となりますが、会場のあたりは"彼ら"にとってお構いなしのエリアとなりつつあります。 金曜の宵のはじまり、どうぞお気をつけておでかけください! ─────────────────── 仮定の微熱 ”kq” 秋田公演 Time : 10/31(金) open 17:10 - start 17:30 Place : 秋田市文化創造館 スタジオB Act : 佐々木すーじん 山川冬樹 ryuseitaguchi
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6 months ago
Improvisation/Session event info 現在goat (JP) @goat_band_jp のドラマー、大友良英、坂田明、Merzbow、石岡瑛子、松丸契らとの共演、共作など、国内外問わず多岐にわたるコラボレーションワーク、即興演奏のパフォーマンスをメインに活動中のアキオ ジェイムス @akiojeimus が東北ツアーにて来秋。圧倒的な即興演奏を体感できるたいへん貴重な機会です。 私はDJで出演します。ぜひ足をお運びください。 ───────────────────── 2025.10.25 (sat) at 爆音小僧寿し(秋田市) 【Time Table】 open : 22:00 - DJ room No.54 session : 23:00〜 1st set アキオジェイムス(ds) @akiojeimus コンミツル(ba) @doloopbassrocker KtChNnN(from difrakto/machines) @whydoublewhy ・ ・ interval : - ryuseitaguchi (DJ) ・ ・ 2nd set アキオジェイムス(ds) @akiojeimus MORI3000WORLDS(rap) @mori3000 TARG(scratch) ・ 3rd set アキオジェイムス(ds) @akiojeimus KtChNnN(from difrakto/machines) @whydoublewhy MORI3000WORLDS(rap) @mori3000 コンミツル(ba) @doloopbassrocker TARG(scratch)
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6 months ago
着の身着の儘というイベントをやりました 自分のいま大切にしたいことが沢山詰まった、宝箱のような時間になりました。8.9月は音楽を作ったり、レコードを作ったり、文章書いたりと忙しくて、どうやって皆に届けようかな?とたくさん考えてました。 そこから流れるようにじゃあどうやって音楽を共有したいかな?ってところに繋がっていった感じがあって、すごい嬉しい。アーティストの普段が感じられる音楽体験がしたいし、その嬉しさというか、かっこよさが感じられる体験を作るのが、秋田で今自分がやるべきことかもなと思っていて。結果、今年あれこれ考えていたことが全て繋がったと感じてます。ほんと幸せです。毎度、その時の自分が感じていることや、考えていることをドーンと社会へ身を張って実践できるところがイベントを企画する喜びだけど、人に共有できる形にしようとした時になんとなく頭の中にある時より小さくまとまってしまうこともよくある。でも今回は、自分の整理できていることを起きた出来事が超えていって、自分がまだ感じられていなかったことにどんどん気づいてくような体験でした。 出演してくださった皆さま、素敵なパフォーマンス、本当にありがとうございました。空間デザインは秋美電子音楽研究会のみんなと作りました。足をお運びいただいた友人各位、初めましての方も、まるっと一年ぶりにきてくれた方も、いつもお世話になっている方も、ありがとうございました。 旅はまだ続き…また然るべき時に!
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7 months ago
10/11日、12日の2日間、秋田公立美術大学祭にてイベントをやります。 一日目は多様なアーティストを招いてのライブ・パフォーマンスイベント、2日目は学生も出演多数、選りすぐりのDJたちによるDJイベントです。以下、私が主にオーガナイズを担当している一日目のステートメント、イベント詳細になります。 ────────────────────── ”着の身着の儘” は、「各アーティストが持つエネルギーや、普段の暮らしから得たものを、できるだけ自然に共有する」がコンセプトのライブ・パフォーマンスイベントです。ある意味イベントでは当たり前なことに、あえて強く立ち返ることを本イベントでは大切にします。 出演者の普段の活動・表現媒体は、DJ/作曲/執筆/絵画/身体表現/ラップなど様々です。誰でも共感できる何かではなくて、自分の中にあるリズムや気持ちを伝えようとする時、どうしても滲み出てしまう私生活の違いのような…そんなユニークさを音楽と共に楽しむための会になります。 また、本イベントにはなんと、アーティストのシシヤマザキさんをゲストにお招きしています。シシヤマザキさんは、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了のち、CHANEL、PRADAや資生堂などのブランドプロモーションを担当されています。近年では、オンラインコミュニティ「シシヤマザキのお絵描き教室」の皆さんと作品を制作したり、2024年には独自の表現分野として確立した水彩画風の手描きロトスコープアニメーションによるNHK 連続テレビ小説「虎に翼」のタイトルバックも担当されています。 今年も陶芸作品やドローイング、パフォーマンスを中心とした個展や、歌や身体表現によるパフォーマンスを各地で披露するなど多岐にわたり活躍中のシシヤマザキさんと、秋田で抜群の信頼を置いている音楽の民が一堂に介する、貴重な日となります。この機会にぜひ足をお運びください! ────────────────────── ◎日時 : 10/11 (土)11時〜17時 〈入場無料〉 ◎会場 : 秋田公立美術大学 アトリエももさだ 多目的ホール ◎DJ 黒井円盤 @kuroi_enban these days @nov.17.sca ryuseitaguchi ◎Live /パフォーマンス MORI(3000WORLDS) @mori3000 シシヤマザキ @shishiy Akoorum @akoorum エネルギー浮浪 @yohayax @tsuyogaribonzu 銅ふたろ @cubivpc
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7 months ago
【レコードお取扱店店舗・オンラインショップ一覧】 現時点でレコードが販売開始されている店舗様の情報となります。 更新され次第、随時追記、お知らせいたします。 🐐 春の雨 様 (東京 / 店舗・オンライン販売) @harunoame_cafe_records ORIENTATION 様 (秋田 / 店舗販売) @orientation.footwear.records ベンダールーム 様 (群馬 / 店舗販売) @bender__room GOOD LIFE CAFE 様 (群馬 / 店舗販売) @goodlifecafe_kiryu.jpn #beats #ambient #newage #hiphop #sound #beatmaker #spiritual #jazz
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7 months ago
Akoorum 4th Album "murmur" out now 紋切り型のトライバルビートとは一線を画す異界追想のためのリズムとサウンドテクスチャー、ここではないどこかに向け、音楽で祈るエネルギーによって立ち上がるサウンドスケープ。東洋呪術的なグルーヴと近代的なビートミュージックの融解によってヒト以上のスケールへ誘い出す「murmur(マーマー)」は、Akoorum4枚目のアルバムとなる。シグネチャーサウンドである金物類、ボイスサンプルからは彼のフェティシズムとマッシヴな音世界が豊穣に体感でき、リズムループというシークエンスをドアにして音楽的な情感とスピリチュアルな共感へ妖しくナビゲートする。アクーラムは自らのビートメーカーとしてのキャリアやhip-hopといった出身を象徴する”サンプリング”という手法を、手垢のついた表現としてではなく、むしろ ”非-形式的なモチーフ”として自らのインナースペースへ大胆に手繰り寄せる。その挑戦によってサウンドが変容する過程であることが、J-Dilla以降のビート感も残る楽曲群から聴き取れる。hip-hop ビートを出発点に、アンビエント、ニューエイジ、スピリチュアルジャズから強い影響を受けた彼がいま音楽に求めたのは、個別具体的な宗教観ではなく、”音楽の普遍的なスピリチュアリティ”であった。 一曲目の「Ten Blocks Out, Coltrane Gazed At The Stars Between Sets」という曲名は、ジョン・コルトレーンがインスピレーションと普遍的真実の探究のため、ライブ間に10ブロックほど歩き、星空を眺めていたという象徴的な逸話から引用されている。そしてアルバム全体を通して、各トラックは個別具体のエピソードを具象的に説明する意味のない、あくまで音楽が位置づけることのできないエネルギーだということが音楽言語として提示されていく。アルバムのビジュアルは画家の大森勇人が担当。DTMというテクノロジーと、Akoorumの有機的でプリミティブなサウンドを視覚的に結びつけるメディウムの役割を、本アルバムのために描き上げた一枚の油絵で果たす。 Akoorumのごく個人的で実存的な音楽との関係がルーツと哲学の探究を経ることで、リズム/ループ/スピリチュアリティという通奏低音に変換されていく。架空の感覚的楽園をまなざす本作は、エスノ(オリエンタル)・フューチャリズムにも通ずる試みであり、しかしひたすら内的な動機のみによってジャンルを脱辺境化する怪作である。 ✳︎ 〈track list〉 1.Ten Blocks Out, Coltrane Gazed At The Stars Between Sets 2.First Words To The ShiShi Of Countless Conversations 3.I Used To Be Terrified Of Thunder When I Was Little. How About You? 4.Aimlessly, I Reach A New Place. I Don't Know It, But Feel It Knows Me 5.To Question The Echo, And Know The Hand That Raps 6.When We Dance, The Music Remembers Itself Through Us 7.Mind, Technique, And Body 8. Borne On The Currents Of Antiquity, Poised For The Coming Era 9. As The Smoke Weaves And Drifts, It Becomes What It Should Be 10. Sensory Cues Often Trigger Unexpected Inner Music 11. By Chance Or The Natural Course Of Things, Even The Most Beautiful Things Will Eventually Decline ✳︎ 〈credit〉 All produced, Mix & Mastering : @akoorum Creative Direction and Cover Design : @ryuseitaguchi Art Work : @hayato.ohmori Label : @billsglasses #beats #ambient #newage #hiphop #sound #beatmaker #spiritual #jazz
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7 months ago
2025/8/16 代官山ORD. "Groove Fiction" Akoorum beat live でした。良いライブだったね!
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8 months ago