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Ko Sasaki

@kosasaki

Forbes, The New York Times, WIRED Japan など海外の新聞や雑誌で撮影していています
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本日、第34回林忠彦賞授賞式にて、佐々木康さんの受賞に寄せて祝辞を述べさせていただきました。 以下、祝辞です。 本日は、佐々木康さんの仕事と功績が、『ヘルソン ― ミサイルの降る夜に』を通して、第34回林忠彦賞受賞というかたちであらためて示されるこの場に立ち会えることを、たいへん意義深く感じています。 康さんは、この数年、ウクライナで出会った人々や出来事を、自分の生活の外側に置くことなく抱え続けてきました。 そこで生きる友人たちのことを思い、ときに笑うことさえためらうような、ストイックな一面を見てきました。 その思いの深さを感じていたからこそ、最初に一緒に本をつくりたいという思いを聞いたとき、すぐに深く関わるのではなく、慎重に距離を保ちながら受け止めていました。 康さんに度々伝えたのは、誰かの期待に応えるような、いわゆる「わかりやすいウクライナ像」をなぞるのではなく、康さんにしかつくれない本を目指してほしい、ということでした。 そう思いながらも、いつしか時が流れていきました。 そして、ある日、一冊の本が届きました。 本を開いてページを繰っていくと、当初康さんに伝えていた方向性が、曖昧にされることなく、丁寧に一冊へと結ばれていました。 私はかなり正直な人間なので、もしその本が違う方向に着地していたら、返事を書くことすらできなかったかもしれません。 けれど、そこで受け取ったのは、誰もが思い描く「ウクライナ」の像に寄りかかったものでも、見る側の期待に沿うようなイメージを再生産したものでもありませんでした。 康さんが現地で直感や記憶や体験とともに受け取ってきたものが、康さんにしか辿り着けないかたちで、そこに確かに立ち上がっていたのです。 そのことに深く心を動かされ、長い返事を書き、そして展示をしようと声をかけました。 ただ、写真家の思いだけでは人に届かない現実があるということも、私は知っています。だからこそ、写真を受け取った側として何ができるのか。 そのことをあらためて考え、自分にできる最善を尽くそうと思いながら、展示をつくっていきました。 康さんの写真には、出来事の記録を超えて、その場に確かに存在していた時間が写っています。 そこには、誰かの生活があり、一人ひとりの人生があり、言葉にならない感情や沈黙があります。 そしてそれは、見る側に対して、この出来事とどう関わり続けるのかという問いを返してきます。 ウクライナでの侵攻が始まったとき、多くの人が「自分にできることは何か」と自問したはずです。 しかし時間とともに、その思いは少しずつ日常のなかに埋もれていきます。 一方で康さんは、そのときに生まれた感覚や問いを手放すことなく、現地でシャッターを切り続けてきました。 そして作品として、静かにそれを差し出しています。 展示の会期中、来場者が写真の前で立ち止まり、それぞれの記憶や言葉を重ねていく場面に、何度も立ち会いました。 そうした場に触れながらあらためて感じたのは、この作品が、戦争を伝えるという役割だけには収まらないということでした。 写真は、ひとつの断片でありながら、誰かの時間や記憶と結びつくことで、新たな文脈を生み出していきます。 だからこそ、この受賞を、一冊の写真集に対する評価としてだけではなく、写真がなお、人と人のあいだに関係をひらき続けることができる、その力への応答として受け止めています。 まだ終わっていない現地の現実を思うと、この場でこの受賞を「祝福の言葉」として口にすることには、やはりためらいもあります。 おそらく、同じような気持ちで、今日この場に康さんご自身もおられるのではないかと思います。 それでも、この仕事がここまで届いたこと、その歩みがこのようなかたちで受け止められたことに対しては、深い感謝と敬意を表したいと思います。 その功績にひとつの節目を与え、この場を用意してくださった関係者の皆様にも、心より感謝申し上げます。 そして、本日周南市美術博物館で開幕した展示『ヘルソン ― ミサイルの降る夜に』が、また別の誰かの記憶や問いと結びつきながら、静かに広がっていくことを願っています。 *English version in the comments.
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21 days ago
I am pleased to announce that the photobook “Kherson - On the Night Missiles Fell” has been awarded the 34th Hayashi Tadahiko Prize for Photography in Japan. These photographs and accompanying text emerged from interactions with friends living through the war and the landscapes witnessed there. I extend my heartfelt gratitude to the people in the photographs, the friends who supported me on the ground. I am also deeply thankful to everyone who has shown interest in Ukraine, the photographs and activities, and who has offered their support. Furthermore, I wish to express my appreciation to all those who collaborated and assisted in the production of the photobook and the organisation of the photo exhibition. Photobook “XEPCOH Kherson - On the Night Missiles Fall” Production Photobook Master Class: Yumi Goto @yumigoto , Sandra van der Heijden, Teun van der Heijden @teunvdh Editing: Minako Komoda Design: Shu Watanabe @wtnbd511 Printing Director: Ryoji Okamoto Printing: Hakko Bijutsu @hakko.bijutsu Binding: Hakushodo / Project Management: Kumiko Otani Producer: Yoshiaki Koga @yoshi_koga6166 Photo Exhibition “Kherson - On the Night Missiles Fell” Art Direction & Curation: Yumi Goto @yumigoto Curation: Miki Hasegawa @mikimikimiki66 I would like to express my deep gratitude to everyone I have dealt with in Ukraine. Andrii, Alex, Sergey, Sasha, Skif, Remi, Nimitz, Albert, Tora, Marian, Sasha, Burzhoi, Andri, Kuk, Anton, Olena, Alex, Anna, students of Brovary Lyceum, Aryona, Anton, Zeus, Dallas, Dima, Maxim, Lex, Jasmin, Roman, Albert, Kamikaze, Budi, Edward, Bogdan, Kurt, Kurt’s dad, Mammoth, Nimitz, Victor, Iliya, Kiri, Yuri,
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2 months ago
このたび『ヘルソン - ミサイルの降る夜に』 が 第34回 林忠彦賞 を受賞いたしました。 この本は、戦争の中で生きる友人たちとのやり取りや、そこで見た風景から生まれました。
写真の中の人々、現地で支えてくれた友人たち、そしてウクライナのことに関心を寄せてくださった皆さま。 クラウドファンディングでご支援、応援くださった皆さま。 本の制作、写真展の企画、設営などでご協力いただいた皆さまに心より感謝いたします。
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2 months ago
ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力 ── 写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ」無事に最終日を迎え、終了いたしました。 今回の4日間は、「なぜこの人を撮るのか」「この人でなければならない理由は何か」を参加者それぞれが自身のプロジェクトに引き寄せて掘り下げる時間となりました。 最終日に向けては、前日のレビューや個別セッションを踏まえながら、さらに編集を重ね、構成を組み替え、写真と言葉の関係を丁寧に検証していきました。 とりわけ印象的だったのは、編集というプロセスに真正面から向き合う姿です。 ・どの写真を残すのか ・どの写真を外すのか ・どの順番で見せるのか ・どこまで説明し、どこから観る人に委ねるのか 一枚としては成立している写真も、並びによってまったく異なる意味を帯びていく。 その変化に戸惑いながらも「本当に伝えたい核はどこにあるのか」を何度も確認する姿がありました。 また、ステートメントやタイトルについても多くの時間を費やしました。 写真が届く範囲をどこまで言葉で支えるのか。あるいは、あえて余白を残すのか。 言葉は写真を説明するためのものではなく、プロジェクトの輪郭と射程を定める重要な要素であることを実感を伴って共有できたのではないかと思います。 ワークショップは一区切りを迎えましたが、ここからが本当の始まりです。 参加者それぞれが自らの場に戻り、この4日間で得た問いをどのように深化させ、発展させていくのか。 その変化に、またここで出会えることを楽しみにしています。 今後の展開にもぜひご期待ください。 RPSは3月までの間、少しクローズ期間に入ります。 近日中に次回展示のご案内も予定しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
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3 months ago
ポートレイトの遠心力ワークショップ、4日間の全行程が終わった。 ポートレイトを「うまく撮る」ことだけを目指すなら、この時間はもっとシンプルだったと思う。シャッタースピードや絞りの話をして、ライティングとポーズを整え、いくつか「それらしい」写真を持ち帰って終わりにすることもできたはずだ。けれど今回は、そういう近道をあえて選ばなかった。 問いはずっとひとつだった。 「なぜ人を撮る必要があるのか」。 駅伝部の襷のあいだに生まれては消えていく表情、震災から一年後の能登で交わされた眼差し、夜のコンビニカウンターに立つ人の姿、繊維産地で短期間だけ働いて去っていく技能実習生たち、アシカの不在をめぐる海の記憶、村々をめぐる神楽衆と、それを見守る人々の祈り。どのプロジェクトにも、偶然そこにいた「被写体」ではなく、その人でなければならない理由が、ゆっくりと、しかし確実に立ち上がりつつあった。 私たちが「ポートレイトの遠心力」と呼んでいるのは、画面の中央にいる人物から、関係性や歴史や構造へと視線が外側へ押し広げられていく力のことだ。被写体の背景にある労働、家族、土地、制度、記憶。写真に写っていないものまで巻き込みながら、「ここにいるこの人」と「この世界」のあいだの距離を測り直していくこと。 今回、その意味が参加者自身の言葉として立ち上がる場面が何度もあった。 「――ああ、遠心力って、こういうことなんですね」と。 自分のポートレイトが、自分の想像よりずっと遠くまで話をひろげてしまう瞬間と、その逆に、どれだけ撮ってもまだ届いていないと気づいてしまう瞬間。その両方を体験したはずだ。 ポートレイトの遠心力は、シャッターを切る瞬間だけでは生まれない。撮る前にどんな関係を結ぶか(あるいは結ばないか)、どんな距離と光を選ぶか、どこで黙り、どこで言葉を交わすか。そして撮ったあと、何を残し、何を手放し、どの順番で見せ、どんな言葉を添えるのか。そのすべてが、像の強度を決めていく。 この4日間で、参加者それぞれの「見え方」が変わっていく瞬間を、何度も目撃した。 参照作品の読み解きが深まるにつれて、自分の写真の弱さも、可能性も、よりくっきりと見えてくる。壁一面に並べたポートフォリオを前に、セレクトと順番を変えながら、「これはいま要るのか」「本当に伝えたいのはどこか」と自問し続ける。その小さな決断の積み重ねが、ただの練習ではない「作品」へと向かう足場になっていた。 その延長線上で、最終日にはタイトルとステートメントのあり方も集中的に扱った。参加者が書いた案と、講師側から提示したバージョンを並べてみると、同じ写真でも、読みの深さや届き方がまったく変わってしまう。その差を「理屈として理解する」のではなく、「効き方の違い」として身体で感じ取った人は多かったと思う。写真と言葉をセットで考えることが、いかにプロジェクトの輪郭と射程を変えてしまうか――それを、かなり生々しいかたちで共有できた。 ワークショップはここで一区切りだが、時間が止まるわけではない。 次にそれぞれが自分の現場に戻ったとき、今回のポートレイトがどんなかたちで更新されているのか。最初の編集やステートメントから、どこを守り、どこを組み替えていくのか。その変化にまたどこかで出会えたら、講師としても、ひとりの観客としても、とても心強く、嬉しく思う。 参加してくれた皆さん、そして共同講師として隣で伴走してくれた康さんに、あらためて感謝を。 ここで生まれた問いと距離感が、それぞれの街で、それぞれの「誰か」との新しい関係へと、静かに、しかし確実に広がっていきますように。 **The English version is in the comments.
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3 months ago
ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力 ── 写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ」 インターバル期間を経て、3日目を開催しました。 この2週間で取り組んだ成果を壁に貼り出し、プレゼンテーションからスタート。ここでは「説明する」ことよりも、「写真をどう見るか」に重心を置いたレビューを行いました。今回は参加者自身も、見る側として主体的に関わります。 まず作者が1分間、タイトル・仮ステートメント・想定する発表形態のみを共有。背景説明は行わず、写真そのものが語ることを前提とします。 続く1分間のサイレントビューでは、全員が言葉を交わさずに作品と向き合います。説明や先入観に引き寄せられない視点を保つための時間です。 その後、参加者が一人ずつ「見えたこと」「働いている要素」「次に試したい一点」の観点からコメントを行いました。評価や好き嫌いではなく、観察し、言葉にするための実践です。 作者は質問に対し、反論や弁明はせず、事実確認のみを返答し、作品をいったん手放して他者の視点を受け取ります。 最後に講師がまとめを行い、最終日に向けた方向性を整理しました。 前回以上に意見交換は活発になり、見る力、言葉にする力、そして受け取る力が、確かに磨かれていくのを感じました。 最終日に向けた方向性が見えてきたことで、具体的な構想も動き始めました。 本を想定していた参加者は展示案へと視野を広げ、また別の参加者は同じ写真でも編集の方向性を大胆に組み替えています。さらに、不足しているイメージを洗い出し、これから撮るべきものを明確にする参加者もいます。 それぞれが異なるアプローチで、作品の可能性を押し広げるための具体的な一歩を探っています。 本日15日は最終日。 このプロセスのなかで、どんな手応えを掴むのか。 それぞれの作品が、かたちを変えながら、着実に前へ進んでいます。
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3 months ago
ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力 ── 写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ」 2日目が終了しました。 この日は、講師の佐々木がウクライナで撮影した際のポートレートのセットを再現し、実技からスタートしました。 参加者たちは撮影者と被写体を交代しながら、撮影前の準備や光の読み方、コミュニケーションの取り方、顔の軸の見つけ方などを一つひとつ丁寧に確かめていきました。 相手の表情の変化やわずかな動きを見逃さず、光をどう扱うかを探りながら、機材の扱い方や被写体との関係づくりにもじっくり向き合い、実践を通して理解を深めていきました。 撮影が進むにつれ、互いによい間合いが生まれ、撮る側と撮られる側のリズムが徐々に合っていく様子も印象に残りました。 午後は、各自のプロジェクトに沿った個別セッションを行いました。 後藤とのセッションでは、作品の方向性や編集の組み立て方、リサーチの深め方について意見を交換し、プロジェクトの輪郭をより明確に描いていきました。 一方、佐々木とのセッションでは屋外での日中シンクロ撮影などを試しながら、実際に身体を動かし、技術面の新たな可能性を探りました。 最後には、その日に撮影した写真をスライドで共有し、鑑賞とディスカッションを行いました。 単なる講評ではなく、撮影の背景にあるプロセスや関係性の変化までふり返ることで、次につながる気づきが自然と生まれていきました。 次回までの約2週間でどんな撮影に取り組むのか、各自が具体的な道筋を描く時間にもなりました。 次に参加者たちが2月14日に戻ってくるときに、どんな発展が見られるのか、期待が膨らみます。
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3 months ago
ポートレイトの遠心力ワークショップ、前半2日がひとまず終了した。 先日ワークショップの外でも「“ポートレイトの遠心力”ってどういうこと?」と質問されたのだが、途中、参加者からも同じ問いが投げかけられた。私たちが“遠心力”と呼んでいるのは、ポートレイトが単なる肖像にとどまらず、被写体との関係性、場の空気、時間の層、そして撮る側の倫理や責任、さらに編集や発表のかたちにまで――中心から外へ、連鎖的に思考と選択を広げていく力のことだ。人を撮るという行為は、その瞬間の写真だけでは終わらない。むしろ、そこから始まる。 前半では、講師・佐々木がウクライナでポートレイトを撮影した際の環境に近いセッティングを、可能な限り再現した実習も行った。同じ条件のもとで参加者同士が撮影し、機材そのものだけでなく、ポートレイトが成立するまでの一連の所作に目を向けた。光の扱い方、距離の置き方、会話のペース、沈黙を許すタイミング。像を形づくるのは露光の一瞬だけではなく、そこへ至るまでの交渉や微細な調整であり、同じ空間に立つ二つの存在の緊張である――それを身体で確かめる時間だった。 初日は、事前課題として各自が目指したい人物表現に近い参照を複数選び、「何が効いているのか」を言語化して持ち寄った。それらを共有したことで、議論の射程が想像以上に広がった。これまであまり触れてこなかった作品も出てきて、話は次々と展開していく。終盤には「頭がいっぱいだ」「情報と刺激で飽和している」と言う参加者も少なくなかった。参照共有は単なる紹介ではない。見る側の癖を露わにし、同時に、どこで解釈が推測に寄りかかってしまうかも浮かび上がらせる。 今回とりわけ明確になったのは、参照をどう読むかが決定的に重要だということだ。分析はしばしば主観的な解釈へ流れやすい――作品が何を意味するのか、作家が何を意図したのかを想像で語ってしまう。しかし本当に深い作業は、作品が実際に「どう作られたか」を調べ、作家の決断や方法、条件を辿りながら、内側から読み解くことにある。光はどう組まれているのか。距離はどう設計されているのか。関係性はどう築かれ、あるいはどこで敢えて築かれずにいるのか。編集はどこでどんな覚悟を決めているのか。そうした選択の積み重ねが、作品の強度になる。多くの場合、プロジェクトに足りないのは、まさにその意図と構造の深い層である。 次に集まるまで約2週間ある。参加者は、シンプルでありながら厳しい課題を持ち帰った。自分のプロジェクトに戻り、実践を通して「何を撮るのか」「どう撮るのか」、そして自分の作品がどんな関係性を要請するのかを決めていくこと。再会のとき、彼らが何を持ち帰ってくるのか――課題をどこまで押し進めたのか、何を発見したのか、そしてこの2週間が写真にどう刻まれているのか――いまからとても楽しみである。 The English text is split into multiple parts in the comments section.
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3 months ago
昨日より、 ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力 ── 写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ」 がスタートしました。 まずは、参加者それぞれが ポートレート作品のプロジェクト を壁一面に貼り出し、 写真の背景にある「人との関係性」や「なぜその人物を撮るのか」といった動機を交えながら自己紹介とプレゼンテーションを行いました。 ポートレートが織りなす関係性の広がりや、被写体との距離感・信頼関係の築き方など、参加者ごとに異なる視点が交差し、人物写真ならではの濃密な時間となりました。 午後は、事前に講師から提示されていたアサイメントに基づき、 自身の ポートレート制作に影響を与えた作品や写真集 を共有しました。 参加者の視線がどこに向けられ、人物をどう捉えようとしているのか、その表現方法の多様さが浮かび上がる、非常に示唆に富んだセッションでした。 途中、講師、後藤由美からも重要な作品紹介が加わり、 最後には佐々木康によるプレゼンもあり、ポートレート表現の可能性がさらに開かれました。 朝から参加者同士のコミュニケーションは活発で、初日とは思えないほど、 互いの作品と視点を尊重し合う、温かくも刺激的な空気が流れています。 そして本日からは、いよいよ実践撮影のレクチャー、講師とのセッションが始まります。 それぞれのプロジェクトがどのように変化し、どんな新しい視点が立ち上がってくるのか、とても楽しみです。
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3 months ago
本日12/25(日本時間23:59)が応募締切です。 迷っている方は、どうかこの機会を逃さずご検討ください。 ポートレイトは「人を写す」だけではなく、光の置き方、距離の取り方、関係性の結び方——そのすべてが写り込みます。撮影の現場で何を選び、何を待ち、どう対話するか。その判断の積み重ねが、一枚の写真の密度を決めていきます。 ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力」は、ポートレイトを通して作品に向き合うための4日間です。 それぞれのプロジェクトにいま必要とされている素材を見極め、今回はポートレイトに重心を置きながら、撮影の実践から編集・構成までを通して「人に届く形」へと整えていきます。 講師は、国内外でさまざまなメディアと協働してきた写真家・佐々木康と、キュレーター・後藤由美。 演習と自身の作品の両方を行き来しながら、作品に組み込むことを可能にするポートレイトの撮影技術と考え方を、具体的に身につけていきます。さらに、ポートフォリオを組んで応募やレビューに備える、写真集や写真展に加えるべき素材を見据えるなど、最終的にそれぞれに適した発表形態(展示/ブック/オンライン等)までを視野に入れ、道筋を立てるところまでを目標としています。 応募締切は本日23:59です。 少しでも気になっている方は、ぜひ今のタイミングでお申し込みください。 申込・詳細: [/ja/atlaslab-portraiture2026jp/] Application deadline is **today, Dec 25 (23:59 JST)**. If you’ve been on the fence, please don’t miss this opportunity. Portraiture is never just about “photographing a person.” It’s shaped by everything that happens on set: how you place the light, how you hold distance, and how you build a relationship. The decisions you make—and the dialogue you allow—become part of the image itself. **ATLAS LAB “Beyond Portraiture”** is a four-day workshop designed to help you confront your work through portraiture. Together, we will identify what your project needs right now, place our focus on portraiture, and move from shooting to editing and structure—so the work can take a form that truly reaches others. The workshop is led by **photographer Ko Sasaki** and **curator Yumi Goto**, both of whom have collaborated with a wide range of media and projects in Japan and internationally. Moving back and forth between hands-on exercises and your own project, you’ll learn portrait techniques and ways of thinking that can be directly integrated into your work. We will also look ahead—toward building a portfolio for applications or reviews, finding the right images to add to a photobook or exhibition, and clarifying the most suitable final form for your project (exhibition / book / online, etc.). **Deadline: today, Dec 25 (23:59 JST).** If this resonates with you, please apply now. Details & application: [/en/atlaslab-portraiture2026en/]
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4 months ago
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4 months ago
(作品例/撮影風景:©Ko Sasaki) ポートレイトは「人を写す」だけではなく、光をどう置くか/距離をどう取るか/関係性をどう結ぶか——その全部が写り込みます。 今回の写真は、佐々木康のポートレイト撮影の現場。背景布、ストロボ(定常光)、大型ソフトボックス、スタンド。機材が並ぶ一方で、最終的に決定的なのは、被写体と向き合う時間の重ね方と、その場で交わされる対話です。 ATLAS LAB「ポートレイトの遠心力」では、こうした撮影現場の判断を、演習として実際に体験しながら学びます。 ただ“上手く撮る”ためではなく、あなたのプロジェクトの中で、ポートレイトを作品として成立させ、組み込むために必要な技術と考え方を、撮影→レビュー→編集/構成まで一気通貫で扱います。 * 光・影・環境を使って「存在」を掴むための撮影実践 * 被写体との距離、倫理、コミュニケーション(関係性の設計) * 撮影後のセレクトと編集、見せ方の構成——“届く”ポートレイトへ *応募締切まで残り3日。先着順受付です(定員に達し次第終了)。*参加を検討している方は、ぜひお早めに。 【先着順受付】ATLAS LAB ポートレイトの遠心力 講師:佐々木康+後藤由美 応募締切:2025年12月25日(日本時間23:59) 申込・詳細: [/ja/atlaslab-portraiture2026jp/] — (Behind-the-scenes / sample images: ©Ko Sasaki) Portraiture isn’t only about photographing a person. It’s about light, distance, and relationship—all of which shape what truly appears in the image. These photos show Ko Sasaki’s portrait set: backdrop, lights, large softboxes, stands. But what ultimately matters is the dialogue in the room—the time, the attention, and the choices made between photographer and sitter. In ATLAS LAB “Beyond Portraiture”, you’ll learn these on-site decisions through hands-on practice—then take them further into editing and structure, so portraiture can become something you can integrate into your own project as a work. * Practical portrait shooting: light / shadow / environment * Distance, ethics, and communication—designing the relationship * Selecting, editing, and shaping portraits that reach the viewer *Only 3 days left until the deadline. First-come, first-served (closes when full).* If you’re considering applying, please do so soon. Deadline: Dec 25, 2025 (23:59 JST) Details & application: [/en/atlaslab-portraiture2026en/]
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4 months ago