YOGEE NEW WAVESが語る、脱退・休止・再始動。初期衝動とともに漕ぎ出す新たな航海
2023年、メンバーの脱退に伴い活動休止を発表したYOGEE NEW WAVES(以下、ヨギー)。その後、2024年に開催された『STILL BAYON』から、角舘健悟と竹村郁哉の2人による新体制での活動をスタートさせた。このテキストは2人がその期間について、初めてじっくりと振り返ったインタビューである。
2010年代のヨギーは常にシーンの象徴のような存在だった。“Climax Night”で鮮やかに表舞台に登場し、ロマンチックでファンキーで、ときにサイケデリックな音楽性でリスナーを魅了。Suchmosやnever young beachらとともに新たな世代を体現し、シティポップのリバイバルにおいても彼らの存在が重要だったことは言うまでもない。だからこそ、一時的とはいえ、彼らが活動休止をせざるを得なかったのは、時代の移り変わりを強く感じさせるものだった。
現在のヨギーはまさに変化の途上にあると言っていい。30代半ばになった角舘と竹村の、その話ぶりからは成熟が感じられ、旧知の仲間を含むサポートメンバーが加わったことにより、バンドという集団のあり方を改めて見つめ直してもいる。ただ、2025年11月に発表した久々の新曲が、彼らの象徴である「青」をタイトルに冠し、躍動感たっぷりのビートを用いた“BLUE DIVER”だったように、今も音楽に対する衝動が失われていないどころか、ますます強くなっているようにも感じられる。
FCO.、cero、MONO NO AWAREを迎え、5月19日(火)からスタートする対バンツアー『Dreamin’ Night 2026』は、ヨギーがこれからもシーンの象徴であり続けることを感じさせるものになるだろう。その証拠に、冷たい春の雨が降る中で始まったこの日のインタビューでも、ヨギーはちょっとしたミラクルを起こしてくれた。
バンド:YOGEE NEW WAVES(@yogeenewwaves )
執筆・取材:金子厚武(@a2take3 )
撮影:溝口元海(@p1nkno1se )
編集:奥田拓(@tummy_okd )
/specials/2605yogeenewwaves_edokd_wra2t/
雅楽の面白さを石田多朗と三船雅也が解説。認知を変えれば見える「霧」の音楽
2026年5月、東京・高輪ゲートウェイシティの文化施設「MoN Takanawa: The Museum of Nattatives」にて新たな音楽フェスティバル『開門音楽祭 KAIMoN Music Festival –Open the MoN–』(企画協力:J-WAVE 81.3FM)が開催される。羊文学、UA、STUTSらが出演し、「現代音楽と日本の伝統芸能・身体表現の交差」をテーマに掲げる本祭。その最終日となる5月22日(金)に共演を果たすのが、ROTH BART BARONと石田多朗だ。
昨年11月に9作目のアルバム『LOST AND FOUND』を発表し、スケールの大きな音楽世界で話題を呼んだ三船雅也。そして、ドラマ『SHOGUN 将軍』の音楽で国際的な評価を獲得し、近年は「雅楽」をテーマとした作品づくりに意欲的に取り組む石田多朗。
今回が初共演となる両者は、「日本の伝統」という一見重すぎる看板にいかに向き合うのか。リハーサル真っ只中の2人に、その奥深い音楽論を聞いた。
アーティスト:ROTH BART BARON (@rothbartbaron )
作曲家:石田多朗(@taro_ishida_ )
執筆・取材:大石始(@oishihajime )
撮影:鈴木渉(@suusanpo )
編集:奥田拓(@tummy_okd )
/specials/2605kaimonnongakusai_edokd_wrois/