□ 2026.05.27.Wed
「kOe」vol.27
声ほど、多様な表現や解釈できる概念はないような気がする。声は、音(器楽/声楽/発声)や言語(文字/発話)に限らず、生物/無生物を超えた魂の存在や意思そのものを表すような言葉である。
この企画は「声」というテーマを起点に、「声」の可能性/聴くことを捉え直すような試みをします。アーティストの新たな表現を模索し産み出す力と、鑑賞者の聴く力と共に毎回異なるパフォーマンス/問いの場を設けます。
(企画/主催:米澤一平)
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出演|
嶺川貴子(音楽家)
@takako_minekawa
小西佑果(ベーシスト)
@yk.bass
NORNIR(Liquid Lighting)
@nornir_pouring
米澤一平 (タップダンサー・場づくり)
会場|水性
@suisei_nakano
住所|東京都中野区新井1-14-14元・清水屋クリーニング店
時間|19:00開場 19:30開演
料金|3,000円
アーティスト割 2,500円
学生割 2,000円
(高校生以下無料)
予約|
[email protected]
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【会場について】
会場は、中野駅北口から徒歩8分の新井薬師あいロードという商店街通りにあった56年の歴史をもつ元クリーニング店をリノベーションしたスペース「水性」(since2023)。
リニューアルされた空間は以前のクリーニング店の跡を残しながら、店主(で写真家の)前澤秀登さんの写真の色彩感覚を活かしたような印象を受ける(自然光に照らされる柔らかい色味に温かみや優しい距離感を感じるような)。
また会場の内と外とを仕切る全面ガラス張りの境界がありながらも、商店街通りや行き交う人々との空間的な繋がりや街との共生を感じることもこの場所の不思議な魅力を思う。
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【プロフィール】
米澤一平
(タップダンサー・場づくり)
1989年生まれ東京出身。タップダンスの技術をベースに踏む行為を通じて床や空間の音、場所の声を引き出すように演奏するパフォーマー。また、人が場所に集まるという状況を起点に異ジャンルの表現者たちが即興的にパフォーマンスする企画を行う。演者/鑑賞者双方がその場に表れる状況と向き合う/対話する姿勢や態度そのものを人間のリアルなパフォーマンスと捉え、特定のジャンルにカテゴライズできない唯一無二のライブパフォーマンスの場を創出する。
嶺川貴子
(音楽家)
1990年頃より歌うことを始める。『Roomic Cube – a tiny room exhibition』(1996)など国内外で8枚のアルバムを発表。様々な表現者とのコラボレーション/音楽制作を経て、近年は自作楽器の音楽家川口貴大とのグループ '跡の前' として、即興演奏のパフォーマンスを行なうなど活動は多方面にわたり、物語の断片のような音像風景を模索している。
小西佑果
(ベーシスト)
ベーシスト。石川県金沢市出身。国立音楽大学を卒業後、都内を中心にジャズ・インプロ等の音楽シーンで柔軟な活動を行う。福録篤志と共に活動するCRYPT CHROME (クリプトクローム)、ほか現在参加バンドとしては菊地成孔クインテット、岡田拓郎Band set, 金子彰宏トリオなど。
NORNIR
(Liquid Lighting)
色の持つ力に魅せられ、独学でアートを探求する中で“流動する色”の美しさに惹かれる。現在はLiquid Lightingを用い、揺らめく色彩と流動する時間が溶け合う空間演出を手がけ、見る人の感覚や記憶に残る光の風景を立ち上げている。