Emeraldが、なんとTower RecordsのNo Music, No Life @tower_nmnl のポスターになってしまいました。
「なってしまいました」というのは、もちろんタワレコやNo Music, No Lifeという広告そのものに対して途轍もない敬意が含まれていることを意味しています。
今の自分の音楽の素地を作ってくれたのは、間違いなくあの新宿のFlagsにあるタワレコ7F,8Fのジャンル別に配置された数々の試聴機たち、そしてリリースがあるたびに大量の新譜を聴いて試聴機に振り分け、ポップを書き、キュレーションして我々に伝えてくれたスタッフの皆さんです。もはや親みたいな存在です。
メロコアを聴き始めた高校時代から新宿タワレコに通い始め、スカコア、ハードコア、ハードロック、インディロック、オルタナ、ポストロック、エレクトロニカ、IDM、オルタナRnB、Nu Jazz / future jazzと、サブスクリプションが覇権を握る2017年くらいまで20年近く、時代とともに移ろいやすい自分の興味を引き受けてくれていました。
特にお金が無かった学生時代は、一枚のアルバムを買うのに何時間も悩み、試聴機の曲を延々と聴き比べたりなどする迷惑な客でした。加えて、Flagsの下で当時付き合っていた彼女と待ち合わせをしていたのに悩んでたら待たせてしまい、その間にその子がナンパされてたりもしていました。今ではいい思い出です。
2016年頃には渋谷タワレコも行ってたのですが、ある時、昔の音楽特集をしていて、Oneness of JujuとかThe Blue Nileなんかに出会ったりも。DJをやるようになった今になって考えると渋谷の小箱文化、レコ屋文化がタワレコにも反映されてたのかな、と思ったりもします。
こんなに長いこと一人の人間の音楽的興味を満たし続けるなんて、並大抵のことではないと、音楽を作って聴いてもらう側になって強く思います。
今では正直CDを買うことは少なくなってしまい(逆にレコードを買うようにはなりましたが)、タワレコの試聴機に足を運ぶことが減ってしまったのは正直なところではあります。が、おそらく自分のような人間はめちゃくちゃたくさんいるんじゃないかと思ったりしています。
これからも「No Music, No Life」させていただきます。今度お店伺わせていただきます。
最大限の敬意を込めて。ありがとうございます。